パステル画家　陶芸作家

パステル画

『すべてに感謝』

ひそかにずっと夢見ていたことが叶う。

しみじみ嬉しい今日。

心からの感謝の気持ち。

2021年　32.2×40.3cm

パステル　ボールペン　紙　

アーティスト　ステイトメント

人に合わせて生きているうちに、自分の気持ちが分からなくなってた。

きっと、その方が楽だった。

自分の感情を蔑ろにしていたことにすら気づかず,

自分の好きなものさえ分からない。忘れちゃった？

ある日「自分を大切にする」って言葉に出会って

そんなふうに考えたこともなかったなぁって、涙が出てきた。

自分を一番に幸せにしていいんだ。

自分が楽しいことって何かな？

そういえば、子どもの頃、絵を描く人になっていたいって思ってた。

また、描き始めてみたら楽しくなってきた。

私きれいな色が好きで、カラー見本を持って大事にしてた。

指でこすって描くのが好き。そうして思い出してきた。

私、好きなこともやってたんだ。

創ることが好き。

だから、料理も布遊びもアクセサリー作りも陶芸も水墨画もコーラスも、

いろいろやってきた。

過去の自分、それなりに経験積んで頑張ってたじゃん。

家事も子育ても…それも創ること。

自分の過去にOK出したら、もっと楽しくなってきた。

今、こうして生きてること。朝、小鳥の声で目覚めたこと。

朝日が眩しいこと。草木が元気なこと。

今まで当たり前だと思ってきたすべてが、

なんだかとっても愛おしく、ありがたいと感じられて。

「奇跡みたいな今」や「奇跡みたいなここ」

そんな「奇跡の『今・ここ』にいる感謝の気持ち」を

表現できたらなと思って描いてます。

『月にもどる（癒やし）』

どうか今日は、翼をたたんで、

何もかも忘れてゆっくり眠って。

瞳を閉じて、本当の自分の声に

静かに耳を傾けてみて。

2021年　40.0×40.0㎝

パステル　ボールペン　紙

『ゆるす』

自分を含む、あらゆるものを許して

新しい、生まれたての夜明けを迎える気持ちになる。

。

2022年　44.0.×59.3㎝　パステル　ボールペン　紙

プロフィール

栗崎 俊江 ≪Toshie≫

画家、陶芸作家

1959年 愛知県名古屋市生まれ

子どもの頃から、いわさきちひろの絵に親しむ

高校時代、美術予備校に通うも受験に失敗。

父の病気のこともあり、再度挑戦せず諦めるが、

創作活動への熱は冷めず、子育て中に手書きpopを学び、職につく。

子育てが一段落し、愛知県立窯業高等技術専門校へ

瀬戸物祭りなど各種イベントに出展。

また、Adobe Illustratorを学ぶため社内チラシの制作に携わる。

2011年頃より飯田明風先生に水墨画を、

2019年頃より宮本さえ子先生にパステル画を習う。

2020年から作陶も再開。

尾張旭市民展にて文化協会長賞受賞。

愛知県美術館、東京芸術劇場、国立新美術館、パリ ルーブル美術館に出展。

原点のいわさきちひろの透明水彩や、水墨画の滲み、

指で直に紙に擦って描くパステル画など、

色んな画材に興味があり、常に模索中。

愛おしいすべて、奇跡のような「今」「ここ」に感謝しながら、

表現活動を続けている。

愛知県尾張旭市在住、

今は3人の子育ても終え、夫とネコと3人暮らし。孫は女の子4人。

陶芸作品

作っているうちに出てくる、

小さな家たちそれぞれの醸し出すストーリーに

自身が浸ってしまいます。

『花瓶（猫のいる家）』

2023年　陶芸　12.5×12.0×11.6㎝

『花瓶（猫のいる家）』

2023年　陶芸　11.5×13.5×11.5㎝

『赤屋根の教会』

2023年　陶芸　9.5×9.0×9.0 ㎝